介護技術の基礎であるボディメカニクスとは

  • 介護 自己決定への違和感

    • 介護は昔から各家庭に普通にあり、子が親の面倒をみる、または妻が夫の面倒をみるということは当たり前のこととされてきました。



      しかし、今やそのことは社会全体の問題となってきています。



      介護保険制度がスタートして以来、その傾向はどんどん強まり、受け入れ施設や訪問の体制も十分とは言えないまでも、急速に進んできています。

      介護保険制度の大前提は自己決定と契約です。
      それ以前は措置という形で、お上がその対応や施設受け入れを決めてきていました。



      しかし、そもそも、老人や障害を持つ人が、出来るだけその人らしく、住み慣れたところで、自身が決定した方向に基づいて、足りないところを援助してもらいつつ生活を継続していくというのが原則のところ、実際にはどうでしょう。



      老人に決定権があるケースは比較的少ないのではないでしょうか。



      結局のところ、お金に余裕があり、比較的健康で、認知症のない老人にしかその決定権はない気がします。老人介護施設に入る利用者の大半は訳も分からず連れて来られたような方で、自分の意志で入所や通所を決められた方がどれほどいるでしょう。


      実際に介護をする側の家族にとっては、様々な選択肢が増えてよかったといえますが、そこに来る老人たちには自己決定や契約という言葉など、ただのきれいごとに過ぎない気がします。



      デイサービスやショートステイに来られる老人方の中には、なんでこんなところに来さされるんだ、だまされて連れて来られたと不穏になられる方が大勢います。



      家族の負担を減らすことには貢献していますが、自己決定などというきれいごとは止めていただきたいものです。



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